愛する人とぜったい幸せになれるかは分からないが、自分が幸せになれる本
恋愛本であるが、どうすればパートナーが得られるか、パートナーとうまくいくかというノウハウ本ではなく、自分の心のあり方に重きをおいた本である。



相手の言動によって傷ついた時、それは相手に傷つけられているのではなく、自らその感情を選んでいるのであるという。例えば自分自身に対して「自分はだめだ」という低い価値観を持っているために、相手の行動を否定的に捉えて傷つくのであり、人に他者を傷つける力はないと述べている。そういう思考にならないためにどうすればいいか。本書では8章からなるテーマ毎に自分の心の持ち方について分かりやすく、丁寧に述べられている。



相手の言動によって精神状態が上下してしまう人に、オススメの一冊。